軽井沢の外人別荘

冬苺庵

2016年10月08日 19:15



大塚山のショーハウスを建てたショー師は、軽井沢に知人を招き、多くの外国人が軽井沢を訪れますが、その中には軽井沢での避暑生活をするため、ショーのように別荘を建てる人が少なからずいたそうで、外人村が軽井沢に出来てしまいます。

ダイバース、フィッシャー、ヴァーベック、カービー、ミルトン・S・ヴェイル、ミス・アレキサンダー、アナベル・ウェストという名前を桐山氏は、記載しています。

また、英国公使のヒュー・フレーザーは、英国公使館別荘を明治23年に建てました。二手橋の先のところだったと言われています。

これまでの別荘は、簡易な建物だったのですが、英国公使館別荘は豪華な別荘だったそうです。

アプト式の鉄道は未だ出来ていません。明治26年にならないと軽井沢までは鉄道では行けず、徒歩か、明治21年からは鉄道馬車、お金があるフレーザー夫人などは人力車で訪れました。そんな時代に外人別荘村が軽井沢に出来たのです。