2016年10月01日
ショーらが軽井沢に入ったルート

ショー師とディクソン先生が、軽井沢を初めて訪れた時に、どのルートで軽井沢に至ったのか。それについては、桐山秀樹さんが書いてくれています。
ショーの三男ドナルドの記録からそれは判明したそうで、碓氷新国道や中仙道ではなく、南の女街道を明治18年10月に鉄道が開通したばかりの横川駅で降りて谷筋を登り、和美峠を越え、押立山※の脇を抜けて、矢ヶ崎山の山裾を縫うように歩いたとのことです。
だいたい高速道路の南側を進んでいった形ですね。
桐山さんは、彼らは和美峠から雄大な浅間山カルデラの景色を眺めることができただろうと御推察されています。
その頃は、今のように樹木が茂った風景ではなく、様々な草花が咲き誇る湿原地帯が広がり、浅間山の勇姿とともに一望され、絶景であったに違いありません。
そんな景色に感動して軽井沢が気に入ったのかもしれませんね。
※押立山の位置
https://goo.gl/maps/SmsR7pjpecU2
Posted by 冬苺庵 at 12:23│Comments(0)