2016年10月17日
鹿島岩蔵の軽井沢六軒別荘
鹿島岩蔵は、鹿島組、現鹿島建設の二代目で、当時様々な鉄道建設にあたっていました。軽井沢へのアプト式鉄道は、難工事でしたが明治26年に完成させています。
岩蔵は、その前に県の種畜場だった土地15万坪の払い下げを受け、その一部において、六軒別荘と言われた6軒の建物を明治26年までに建設し、そのうちの1軒を自分の別荘にし、他の5軒を外国人向けの貸し別荘にします。
あの辺りは当時はまだ湿地帯の荒地だったそうです。先見の明で、岩蔵は、将来有望な広大な土地を手に入れました。
この鹿島の六軒別荘は、軽井沢における貸別荘の始まりと言われていますが、これまで明治32年建設説が流布され、八田別荘よりも遅いことになっていましたが、それは登記簿の内容に基づくようで、実際はもっと早かったそうです。
そこで、八田裕二郎とどちらが早いのか、という話が出てきました。
Posted by 冬苺庵 at 05:53│Comments(2)
この記事へのコメント
渡辺平太左衛門の貸別荘も、鹿島岩蔵とともに軽井沢での始まりといわれます。
Posted by 冬苺庵 at 2018年02月06日 06:12
下記をご参照ください。
渡辺平太左衛門の別荘
http://morinohito.i-ra.jp/e987575.html
渡辺平太左衛門の別荘
http://morinohito.i-ra.jp/e987575.html
Posted by 冬苺庵 at 2018年02月06日 06:13